「ドラゴン桜」から4クール連続で連続ドラマ出演が続き、現在OA中の「真犯人フラグ」でも活躍中の佐野勇斗さん。忙しい日々を支えるのは、大好きな肉料理だそう。
――食全般に対して、関心は高いほうですか?
二十歳くらいまでは、食べることが大好きでした。ただ、役作りなどで食事をセーブしなければいけないこともあって、今はぐっと我慢(笑)。そんな僕にとって、大好きなお肉を食べることは、すごく楽しみだし力になっています。
――佐野さんにとって〝ジェントル〟な人とは?
食事って未来の自分を作るものだから、すごく大事じゃないですか。食べたいものだけを食べたいだけぶわ~っと食べるんじゃなくて、ちゃんと栄養のことを考えて野菜もしっかり摂って、先の健康まできちんと考える力を持った人は、〝ジェントル〟で大人だなって思います。
――今の佐野さんは、そういう〝ジェントル〟な人ですか?
今年24歳になるので、健康を考えてそうなりたいという願望はあるんですけど、もともと、すごく好き嫌いが激しくて…。お肉、ポテト、アイスと、好きなものはずっと好き。それが覆ることはなくて、お店でも同じメニューをついつい頼んじゃうタイプです。でも、ここ数か月で、違うものも頼むようにしようと思ったんです。人生という長い期間で考えた時、1日3回食べたとしても、食事の回数にも限りがありますよね。それなのに知らない味があるままにしておくのはもったいないなって。ただ、知らない味はやっぱりちょっと怖くて…。自分の中に〝逃げ〟を作ってしまい、さほど変わらないものを頼んでしまいます(笑)。ダメですね。
――出演映画『嘘喰い』は、天才ギャンブラーの斑目貘(横浜流星さん)が、日本の政財界、そして裏社会をも支配する闇ギャンブル倶楽部“賭郎”に挑む物語。佐野さんが演じた梶隆臣は、どんな役ですか?
梶は、貘に出会って人生が変わるんですが、クセが強いキャラクターがずらっと並ぶ中で、唯一、観客に近くて、寄り添える役です。流星くんは、もしかしたら意識していないのかもしれないけど、カメラが回っていない時でも僕から見たら、ずっとカリスマ性のある貘でいてくれていました。そのおかげで、スタッフさんからもよく「いつでも貘と梶みたいだね」と言ってもらえたくらい、自然とバディという関係性を自然と作れたと思います。
Photo : Kenta Aminaka text : Sakiko Koizumi
後編は2月10日(木)公開予定です。お楽しみに!
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