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シフクノジカン 入江陵介 × 〈チーズキッチン ラクレ〉の北海道産ラクレット! Meat & Vega ~ソーセージ&ベーコン&ラタトゥイユ~とRACLER北海道産卵のチーズ入りプリン ~キャラメルクリームソース~

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Interview2024.07.09
シフクノジカン 入江陵介 × 〈チーズキッチン ラクレ〉の北海道産ラクレット! Meat & Vega ~ソーセージ&ベーコン&ラタトゥイユ~とRACLER北海道産卵のチーズ入りプリン ~キャラメルクリームソース~
Interview2024.07.09
シフクノジカン 入江陵介 × 〈チーズキッチン ラクレ〉の北海道産ラクレット! Meat & Vega ~ソーセージ&ベーコン&ラタトゥイユ~とRACLER北海道産卵のチーズ入りプリン ~キャラメルクリームソース~
渋谷ヒカリエのカフェ&レストランの店舗や食を紹介する連載「シフクノジカン」。“いつも頑張っている自分へのご褒美”“渋谷ヒカリエで美味しい料理を食べ、心も体もリフレッシュ”をテーマにお届けします。第2回目のご登場となるのは、元競泳日本代表の入江陵介さん。明るい笑顔が爽やかな彼が選んだ料理とは・・・?
Editor:
アミューズ

とにかくチーズが大好きだという入江さん。あらゆるチーズを様々な食べ方で味わったり、食事の時間を楽しみながらも、競泳選手を引退した今も、食生活の管理は怠っていないそう。

――まず、「チーズキッチン ラクレ」を選んだ理由を教えてください。この店は、チーズダイニングで、各種様々なチーズを使用した料理を提供しています

まずチーズがすごく好きなのが根本にあるのと、ラクレットをちゃんと食べたことがなかったんですよ。テレビや雑誌とかでは何度も見ていましたが、実際に自分自身は行ったことがなかったので、目の前で削っていただいて食べるっていう経験をしてみたくて、それで今回選ばせていただきました。すごく嬉しかったです(笑)。

――実際に来てみて、お店の雰囲気はいかがですか?

すごくオシャレですよね。待っている時に店内や料理を作っている様子が見えたりして、ライブ感があるお店だなと。今度は夜に行って、お酒とチーズを合わせても美味しいだろうなと思いました。

――選ばれた料理が、「北海道産ラクレット! Meat & Vega ~ソーセージ&ベーコン&ラタトゥイユ~」と「RACLER北海道産卵のチーズ入りプリン ~キャラメルクリームソース~」ということで、実際食べてみた感想はいかがですか?

こちらのお店のイチ押しメニューなのかなと思ったのと、野菜も肉もいただけるメニューということで選びました。具の1つひとつが想像以上に大きくて、すごくボリューミーでしたが、意外とペロリといけちゃいました。大満足の量でお腹もいっぱいになりましたし、美味しかったです。

――チーズもたっぷりでしたね。チーズあるいはチーズ料理は、相当好きなんですか?

小さい頃からチーズはよく食べていたんですが、硬いチーズとかクセがあるチーズとか、いわゆる色々な種類のチーズは、あまり食べたことがなくて。とろけるチーズとか、そういったのをよく食べていたんですが、大人になってチーズ単体がすごく好きになって、行ったお店にチーズメニューがあれば、まず頼んじゃいますね。今ではあらゆる種類も食べられるようになったし、楽しみながら食べています。今回食べたチーズも濃厚で、トロっとしていて大好きな感じでした。濃厚すぎて結構重いのかと思いましたが、意外とそこまでではなくて、具材ともマッチしていましたよ。

――見ていてとても美味しそうでした(笑)。では、デザートのチーズ入りプリンを選んだ理由、食べた感想もお聞きしたいです。

確かにプリンではありましたが、何だろう…。見た目も味もプリンすぎないというか。多分皆さんが、プリンと聞いて想像するプリンとは違う、結構歯ごたえがあるというか、食感がしっかりしているプリンでしたね。味もプリンの中にチーズが入っているので、まるで硬めのチーズスフレを食べているような…。不思議な感じでした。それに甘みはありますが、めちゃくちゃ甘いわけではなくて。だからこそ、添えられたキャラメルクリームソースが、すごく合っていました。

――ご自分でも作るチーズ料理はありますか?

チーズ料理と言えるかは分かりませんが、一時期ピザトーストばっかり作っていました。ピザトーストのストックをすごく作って冷凍して、朝起きたらトースターで焼いて食べるを繰り返している時期がありましたね(笑)。あと僕、結構自炊するので、親子丼をパパっと作ったりはしますね。今度時間があったら、牛スジを煮込んでみたいなと思います。手間をかけた料理に一度挑戦してみたいなって。

――入江さんは競泳選手として長きにわたって生活されましたが、選手時代の食生活というのはどのようなものでしたか?厳しい食事管理など、やはりあったのでしょうか?

めちゃくちゃ厳しくはなくて、3食ちゃんと食べることを第一に考えていましたね。でも、ガチガチに決まっているとかではなく、もちろんきっちりっていう選手もいると思いますが、僕は比較的ガチガチにやるという感じではなかったです。ただ海外に行ったり遠征も多いし、シェフがずっと帯同するわけではないので、みんな多分ある程度は臨機応変にやっていたと思います。タイプ的にストイックにやる方ではないんですよ。ごく自然ですが、きちんとやっていましたね。

――現在の食生活で変わったことはありますか?

やっぱり引退して、少し体質も変わっていくだろうとは思います。もしかしたら、太りやすくなるかもしれないし。それだけ今までエネルギーを使う運動をしてきたので、そこは今ちょっと気をつけていたりはしますね。どうしても夜にご飯を食べに行ったり、お酒を飲んだりっていうのは今までより増えたので、食べすぎたなという次の日は、朝とか昼でうまく調整してという風に食生活は気をつけています。

――では企画のテーマでもある“ご褒美”について、まずお伺いします。「いつも頑張っている自分へのご褒美」ということで、入江さんが自分にご褒美をあげたいと思うときは、どんな時ですか?

何か目標を達成したりした時かなと思いますね。自分自身が何かやり遂げたり、それは仕事でも良いし、日常でも何か自分のタイミングでいいと思います。そのご褒美を、すごく高くしすぎてしまうとしんどいと思うので、僕はハードルは低くていいのかなって正直思いますね。でも、毎日とか、些細なこととかではなくて、何かやり遂げた時が良いかなと。と言いながら、僕は今まで何かご褒美を自分にしたかってなると、意外と何もしていないんですけど(笑)。

――本当ですか?絶対にご褒美をあげて良いと思います!

ありがとうございます(笑)。でも僕、小さい頃から物欲がない子どもだったんですよ。お小遣いをもらっても、そのまま置きっぱなしで忘れちゃうぐらいで。あまり物事に執着がなさすぎて、買い物もそんなにしないし、何かにずっと執着するようなタイプでは全くないんですよね。今までが忙しすぎたから、ということではないと思いますが、そんな今も欲しいものはなくて。こだわるということがないので、物欲でストレス解消したりもするわけではないし、それが、ある意味幸せなのかなと思ったりもします。

――ちなみに、入江さんにとっての“ご褒美ご飯”はありますか?

“ご褒美ご飯”として考えたことはありませんが、やっぱり海外に行くことが多かったりするので、帰国した後は焼き肉を食べたいっていうのはありますね。海外にも焼き肉店はありますが、牛タンやハラミ、ホルモンとか…。日本で食べる焼き肉となると、また違うんですよ。なのでアスリート時代から、帰国したら、すぐに焼き肉を食べに行くことが多いです。自分の中で“ご褒美ご飯”みたいな部分もあるんですかね。

――ご褒美をあげるとして、“食”以外なら、ご自分にどんな“ご褒美”をあげますか?実際に自分に“ご褒美”をあげた過去のエピソードなどがありましたら、教えてください。

引退してから、まとめて時間が取れるようになったので、春頃に友人たちと沖縄に旅行に行きました。沖縄は3回目ぐらいだったんですが、なんか沖縄って雰囲気が違うじゃないですか。旅行感が出るというか、どこか行ったっていう感じがすごくありますよね。海が冷たい時期だったので、海には入っていませんが…。僕、暑いのが苦手なので、気候的にも暑すぎない時期に行けて良かったです。

渋谷は“難しい”。複合施設がたくさんある場所。

――ヒカリエのある渋谷という街は、どのようなイメージがありますか?

人もたくさんいるし、何かもう難しいです。大きなビルもたくさんあるし、道路もすごくややこしいし、駅も複雑だし…。僕は日本人で日本語が読めるから分かりやすいですが、これが海外だったらものすごく分かりづらいだろうなって。同じようなビルも多いし、出口もいっぱいありますしね。難しいです(笑)。

――渋谷の思い出、エピソードはありますか?

渋谷は、どちらかと言えば食事に行くことの方が多いですかね、ヒカリエのような複合施設の中もあるし、逆に普通に商店街の居酒屋とかに行くこともありますよ。

――お休みの日は何をされていますか?入江さんのリフレッシュ方法は?

今までは日曜日は必ず休みって決まっていたんですが、休みが不定休になって、仕事が急に入ったりもするので、固まったオフの時とかは旅行に行ったりしています。休みの日は、家にいるというよりは、出かけたいタイプですかね。ただご飯に行ったり、飲みに行ったりもするようになって、余裕があれば出かけて楽しみたいです。でも余裕がなくなって本当に疲れた時は、1日ずっと家にいる時もありますよ。体の具合によって、やっぱり予定が詰まりすぎていて、ちょっと疲れていたりすると、久しぶりに家でゆっくりしようってなったりもしますね。

――近況についてもお伺いします。入江さんは4月に現役を引退されて3か月ほど経ちますが、新しい環境に心境の変化はありましたか?

今までとは全然違って、これからは自分自身で動いてやっていかないといけないことも多いし、僕はイトマンスイミングスクールという会社に社員として残っていて、そういった部分で育成アドバイスだったり、その後はスイミングスクールとしての事業をどうしていくかカリキュラムとしていくかというところを一緒に会社員としてやっていく軸として、気持ちを新たにしています。メディアの仕事としては、水泳界というかスポーツ界でしっかりやりながら、とも考えていますね。あと、来年から大学院にも行こうと思っているんです。自分の将来に必ず役に立つと感じているし、これからの事業を考えていく部分だったりで必要だと思うので、しっかり深堀していきたいですね。ただ忙しいと思うので、スケジューリングだけはしっかり聞いておこうと思います(笑)。

――ますます多忙になりますね。

自分にとって興味がある分野だし、大学には行きましたが“キャンパスライフ”というものを、そんなに送ってこなかったので、少し遅れたキャンパスライフを送ってみようかなと。自分自身を充実させる意味もあると思いますし、時間的にすごく大変かもしれないですが、楽しみな気持ちも強いです。

――そして、7月26日~はパリオリンピックが開幕します。現役を引退されてから初めてのオリンピックになりますが、めざまし8・パリ五輪スペシャルコメンテーターも決まりましたね。入江さんにとって、選手から今度は伝える立場でオリンピックに関わることになります。新たに意気込んでいること、今の率直なお気持ちなどを教えていただけますか?

とにかく選ばれた選手たちが力を出してくれたら嬉しいなと、すごく思いますね。やっぱりメディア側に立つと、どうしてもメダルとか、注目選手が偏ってしまう部分は正直あると思いますが、その中でもやっぱり色々な選手にスポットを当てたり、結果だけじゃない部分、選手1人ひとりの裏側にあるストーリーなどを、しっかりお伝えできればと思っています。

――このパリオリンピックには、現役時代に共に闘った選手たちが多数参加すると思います。競泳を観る時は、やはり特別な気持ちになりそうですね。

やっぱり去年まで日本代表に入っていて、一緒にトレーニングしていた選手も今回出るので、すごく不思議な感じです。選手の葛藤や苦しみも分かるし、テレビの画面では見えない部分のしんどさっていうのもすごく見てきたので、画面に映る数秒間だけで判断して欲しくないなと思います。選手1人ひとりの頑張りが、他の人よりも余計分かるし、その裏の状況や、コーチ、スタッフさんたちの動きも全部見てきたので、すごく感慨深くなりそうですね。

――16歳で日本代表入りして以降、4大会連続でオリンピックに出場されました。オリンピックの思い出として、何か記憶に残っていることはありますか?

記憶に残る一番のレースというのが、2012年のロンドンオリンピックです。自分にとって最高の大会だったなと思います。それは結果ももちろん、オリンピックというものをとても楽しめました。オリンピックは緊張感もありますが、選手村の雰囲気であったり、そういった何かお祭り的なこともどこかある大会なので、そういった街の様子もとても楽しめた、何か思い出深い大会です。

――最後に、入江さんのようにセカンドキャリアをスタートさせている人や、新しい環境で新生活を送っている人へメッセージをお願いします。

きっと何かすごくワクワク感を持って新生活に臨んだけど、意外と現実はそうじゃなかったみたいに感じている人が今の時期、たぶん多いような気がするんです。僕自身は、継続することを一番大切にしていて、様々な過程の中で悩んだり、辞めたいと思ったり、違う道に行きたいとか、何か嫌だなと思ったりもあると思います。もしそこに本当に別の明確なものが見えているのであれば、良いと思うんです。明確な道筋が別にあるのであれば、そっちに行くことはすごくいいことだと思いますが、ただ今やっていることが単に嫌でしんどい。なんか辞めたいという気持ちだけで、行動に移すのは良くないのかなと思います。何も目標がなく、その道を閉ざしてしまうというのは、すごくもったいないことだと思いますし、継続がしんどくてもまず続けてみる。もしかしたらその先に、楽しいことが待っていたり、やりきった思いが生まれたりするかもしれないですよね。続けることによって自分自身の能力も上がるだろうし、このしんどい中を乗り越えられたという、自分自身を褒めるきっかけにもなるのかなと思います。納得がいくまでやってみてほしいですね。

<衣装協力> rehacer/Turtle inc THE JEAN PIERRE/ADONUST

Profile

入江陵介
いりえりょうすけ/1990年1月24日生まれ、大阪府出身。

イトマン東進所属。2008年北京大会から4大会連続で五輪に出場。2012年ロンドン大会では男子200m背泳ぎと4×100mメドレーリレーで銀、100m背泳ぎで銅メダル獲得。2021年東京大会では日本競泳陣の主将を務めた。2023年第19回アジア競技大会では、50m背泳ぎで銅、100m背泳ぎで銀、混合メドレーリレーで銀、メドレーリレーで銅メダルを獲得。2024年4月引退を表明。

入江陵介|アミューズWEBサイト

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店舗情報

CHEESE KITCHEN RACLER(チーズキッチン ラクレ)
■7F
■050-3187-9226

店舗情報へ

『シフクノジカン』(Shifuku No Jikan) とは…

いつも頑張っている自分へのご褒美。
美味しいお料理を食べ、心も体もリフレッシュして頂こうという企画です。 『シフクノジカン』は個人の価値観やライフスタイルによって異なりますが、共通しているのは「心が満たされ、幸せを強く感じる瞬間」であるということ。 幸せを感じる瞬間を、著名人の方々にご自身のエピソードを交えて語って頂く連載企画です。

photo:Hiroyuki Fujiki  styling:Hirohiko Furuta  hair & make:Shiho Kondo  text:Misaki Ito

※2024年7月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。             ※営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。