心も体も磨かれる、渋谷と渋谷ヒカリエ。
開業から今にいたるまで、渋谷ヒカリエは私にとって、いつだって特別な場所。学生時代は横浜に住んでいたこともあって、そもそも渋谷という土地自体が大好き。何歳になっても「東京」イコール「渋谷」という気持ちがあります。そしてそんな渋谷の中でもスペシャルな施設、それが渋谷ヒカリエです。
なんと言っても、地下3階の東横のれん街から11階の東急シアターオーブまでとことん「大好き」が詰まっている。こんなにもいつ何時訪れてもドキドキワクワクさせてくれる、欲しいものや食べてみたいものが必ず何か見つかる、そんな“心を満たしてくれる”=“心が美しくなる”場所ってとても貴重ではないでしょうか。
この10年近く、渋谷ヒカリエで購入したものや食べたものは数え切れませんが、一つ一つの思い出は不思議なほど鮮明に蘇ります。お友達とはしゃぎながらも“自分を美しくしてくれるコスメはどれだ⁉”と真剣に吟味したこと。家族が喜び、心を満たしてくれそうなスイーツをお土産に探した日。打ち合わせの帰りにゆったりと体の喜ぶランチを食べて、心身ともにリラックスしたひと時。そのどれもが私の中で宝物のような記憶となっているのです。今日は、私が昔から、そして今も、“美”を見つけに通い続けているお店を紹介します。
ひとつめは、〈スタージュエリー ガール〉。ここでは、「まさにこんなジュエリーを探していたの!」と感動せずにはいられなかった運命的な出合いがしばしば。ほどよくエッジィでありながらも、尖りすぎない。日常的に使えるのに、日々の暮らしをさりげなく彩ってくれる。そんな品が良くてキュートなデザインが大好きで、時には一目惚れによる衝動買いをしつつも(笑)少しずつ集めています。見た目だけでなく、着けるだけで心を華やかに彩ってくれるものに出合える場です。
〈SHIRO〉もヒカリエで必ず立ち寄る“美スポット”のひとつ。一人で隅々まで商品を観察することもあれば、ガールフレンドと「この商品がすごく良いから試してみてほしい」とプレゼンテーションをし合ったり、時にボーイフレンドへのちょっとしたギフトを探したりと、さまざまな視点で楽しめるところがすごいと常々唸ってしまいます。
そして、身体の内側からの美を司るのは、〈渋谷 水刺齋〉。渋谷で一人サクッとランチをしたい時に利用する頻度ナンバーワンの韓国料理屋さんかもしれません。そもそもヒカリエには女性一人で利用しやすい飲食店も多いですが、カフェのような雰囲気のおしゃれな店内で「心地よさ」と「キレイ」を実感しながら、おいしい料理を楽しめるお店ってやっぱりありがたい。個人的には本格的な味わいの参鶏湯がハーフサイズで楽しめるのは嬉しいポイント。
考えてみると「日常的に使えるのに、日々の暮らしをさりげなく彩ってくれる」〈スタージュエリー ガール〉も、「人数や性別を問わずさまざまな視点で楽しめる」〈SHIRO〉も、「心地よさ」と「キレイ」を実感しながら、おいしい料理を楽しめる〈渋谷 水刺齋〉も、まさに私がヒカリエに持っているイメージをそのまま体現しているかのようなお店ばかり。そう思うと、私がヒカリエに惹かれる理由にも改めて納得です。
けっして派手ではないかもしれないけれど、毎日をきらめいたものにしてくれる。とっておきの魔法のスパイスのように私の人生を彩ってくれる無くてはならない存在。それが、ヒカリエ。
いまでは、渋谷はよく行く街になりました。
これまでの大切な思い出にも、もちろんこれからの未来にも。
試着をしたが最後、買わないという選択肢がなくなってしまうほど可愛い〈スタージュエリー ガール〉。「今日は渋谷ヒカリエで自分へのご褒美を探すぞ!」という日は、真っ先に立ち寄るお店の一つです。
心がワクワクするカラフルな色石やハッピーなモチーフは、いつだってユーモラスでキュートな気持ちを大切にしようと思わせてくれます。宝物であり、お守りにもなってくれるような存在。
SHIROのプロダクトは性別も世代も超えて使いたくなる素材を使って作られているものばかり。中でもがごめ昆布のシリーズがマイフェイバリット。「え?がごめ昆布⁉︎」と驚かれることも少なくないですが、独特のテクスチャーがクセになるんです。
これからの時期に気になるハンドケアアイテムも豊富。私はハンドリフレッシュナーもSHIROのものを愛用していて、香りを統一したり、異なる香りを組み合わせたりと、日々清潔で良い香りで潤った手元を目指しています。
ミーティングや取材帰り、「少し疲れたな〜」という日に決まってオーダーする参鶏湯。体が温まると同時に、胃腸もぽかぽか。なんだかほっとする滋味深さは日々頑張る自分をいたわるのにもってこい!
優しくておいしくて、食べていると思わず笑顔になれるような食べ物が大好き。そういう意味でも韓国伝統の「薬食同源」思想は、自分が求めているものにぴったりな気がしています。
Text : Kishiko Maeda
*2021年12月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
*営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。
*価格はすべて税込表記です。