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渋谷ヒカリエ新ビジュアル公開!「向かうなら、ヒカリの方へ。」制作裏話をたっぷり紹介

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Column2023.04.06
渋谷ヒカリエ新ビジュアル公開!「向かうなら、ヒカリの方へ。」制作裏話をたっぷり紹介
Column2023.04.06
渋谷ヒカリエ新ビジュアル公開!「向かうなら、ヒカリの方へ。」制作裏話をたっぷり紹介
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渋谷ヒカリエ新ビジュアル制作チーム

2022年度に10周年を迎えた渋谷ヒカリエ。お客さまや館内スタッフ、これまで支えてくださったすべての皆様に感謝をしながら、さらなる未来へ向かって新たな一歩を踏み出していきます。そんな渋谷ヒカリエの今と未来を描く、新ビジュアルが公開。制作にあたって大切にした想いを、撮影の裏側とともにお見せします。

思い思いのファッションに身を包んだ人たちが、光の差す方へと歩みを進める。彼らの影には、それぞれ色の異なる鮮やかな光が携えられています。多様性の街・渋谷で一人ひとりが個性を輝かせながら、時代の変化にポジティブに向き合う様子を表現したビジュアルです。

今回のビジュアルがあらわすのは、10周年を機に再整理した運営理念

「渋谷ヒカリエにかかわる全ての人々に、時代を超えて心きらめく場所と時間を提供し、ともに感動と喜びにあふれた日常を創造します。」

これは、これまでの10年を振り返りながら、渋谷ヒカリエが目指すべき方向を改めて整理した運営理念。ここから成長していく第一歩として、理念を宣言すべく今回のビジュアルが制作されました。

10周年はゴールではなく、あくまで通過点。過去を肯定しながらも、色を重ねることで深みを増していきたい。そんな想いで選ばれたこのビジュアルには、ダイバーシティのなかでも同じヒカリの方向へと進んでいく同一性が表現されています。

渋谷ヒカリエに足を運んでいただくすべての人にワクワクする刺激と安心感を与えながら、前に進むことを後押しする。その姿勢をお客さまに約束するとともに、スタッフたちの意識も自然と高まるビジュアルになりました。

偶然性を活かすために、できる限り合成はしない

今回の主役は、影の中のきらめき。実はこれ、合成ではなく実際に影へ光を映して撮影されたものなのです。

事前にグラスに光を当てて撮影した、きらめきの素材を使用
モデルの影にプロジェクターで投影する

「今回のお題である理念と、もともと渋谷ヒカリエに対して抱いていた洗練されたイメージから、アイデアはすぐに浮かびました」と語るのは、アートディレクターの谷島さん。

「ただ、影に投影したときの見え方が読めないという点は苦労しました。すべてを合成にすることもできるけど、偶然性を活かした動きのある仕上がりを目指したくて。制作チームの皆さんも『現場のみんなが、きれいだと感じながら撮り進めていけたらいいよね』と、できる限り合成せずに撮影する方法を一緒に探してくれました」(谷島氏)

投影に使ったのは業務用のプロジェクター
プロジェクターを担いで影に当て続けるのは、かなりの重労働

制作チームが用意したのは、ホールの大スクリーンで使用するほどの高輝度のプロジェクター。それでも撮影当日、いざ照らしてみると光量が足りないというトラブルも。急遽、さらに輝度の高いプロジェクターを手配して事なきを得ました。

渋谷ヒカリエだから表現できた「潔さ」

衣装やヘアメイク、撮影アングルの選定など、随所で「渋谷ヒカリエらしさ」を具現化するのには苦労しなかったとか。

動きがきれいに出るよう計算された衣装と髪型

「今回のビジュアルは、主張しすぎない潔さが渋谷ヒカリエっぽいと感じています。衣装も髪型も素敵でしたが、メインビジュアルはあえて影のきらめきに見せ場を絞って真上から撮っています。この潔い決断ができたのは、チーム全員が“渋谷ヒカリエらしさ”をはっきりとイメージできていたから。施設のイメージが広く定着しているので、チーム内でのやり取りもスムーズでした」(谷島氏)

みんなが思う渋谷ヒカリエを、改めて約束したビジュアル

完成したビジュアルは、さまざまな形で館内に掲出される
完成したビジュアルは、さまざまな形で館内に掲出される
完成したビジュアルは、さまざまな形で館内に掲出される
完成したビジュアルは、さまざまな形で館内に掲出される

「渋谷ヒカリエはすでに多くの人に愛されている場所だから、みんなが思う渋谷ヒカリエを可視化して、改めて未来に向かっていく姿を描くとしたら…と考えながら作りました。渋谷の街も、時代も変わっていくけど、変わらない渋谷ヒカリエの素敵さを表現できていたら嬉しいです」(谷島氏)

一人ひとりに寄り添う、渋谷ヒカリエからのメッセージ

ビジュアルには、こんなステートメントが添えられています。

「流行もいいけれど、素直に好きな方へ。
ひとつの正解より、たくさんの可能性がある方へ。
自分だけじゃなく、世界も笑える方へ。
渋谷ヒカリエは、多様性をエネルギーにする
この街とともに、一人一人の個性を輝かせ
100年先も新しい出会いを届けていきたい。
向かうなら、ヒカリの方へ。」

ステートメントが添えられているのは、建物のビジュアル

コピーライターの西川さんは、ステートメントを書くうえで大切にしたことをこう語ります。

「渋谷ヒカリエの未来に向けた宣言を、どうしたらお客様に無理なく共感してもらえるかを考えました。今回のビジュアルに対していいな、という気持ちから始まって、実際に行われている渋谷ヒカリエのアクションに賛同したり、自分の考えも広がったりといったことにつながったらいいですね」

最後に、渋谷ヒカリエ 佐野総支配人にビジュアルのお気に入りのポイントを聞きました。

「受け取り方次第で、さまざまに変化する要素が散りばめられているところ。普段は風景になじんで何も感じなくても、ご覧になる方の心とチューニングが合ったときに、はじめて響くものなのかもしれません」

「多様な価値観が交錯する社会で、ありとあらゆる無数の選択肢から、ふと、渋谷ヒカリエを思い起こしていただければ嬉しいです。さまざまなサービスやコンテンツが笑顔を生み出し、日々の生活に潤いを与えられるものとなれば、それは我々にとってこの上ない喜びです」(佐野総支配人)

STAFF LIST
企画+制作:ジェイアール東日本企画 + MOZU
アカウントエグゼクティブ:永井 啓康 / 清水 一希(ジェイアール東日本企画)
アートディレクター:谷島 康葉(ジェイアール東日本企画)
コピーライター:西川 侑希(ジェイアール東日本企画)
クリエイティブプロデューサー:里岡 正大(MOZU)
グラフィックデザイナー:大島 勇樹 / 赤平 詩音(MOZU)
フォトグラファー:磯部 昭子
レタッチャー:安藤 瑠美(光画室)

※記載の内容は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
※2023年4月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
※営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。

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